口の中の金属が溶け出し、体調不良を引き起こす口の中に口の中に金属の詰め物や被せ物を施したていると、金属性スプーンやアルミ箔を咬んだ時に不快に感じます。これは、隣同しの歯、上下の、左右の歯に異種金属が混在している場合でも、唾液で回路ができるため金属がイオン化して(ガルバニック電流)が発生するためです。歯の周りには歯根まくという繊細なクッションがあります。歯根まくは髪の毛一本程度の厚さや質感までも察知して脳に伝えます。ご飯に小石が混ざっていたとき、とっさに噛むのを止めるのは、歯根まくが敏感に異常を感じ、危険を回避しようと筋肉が働くためです。ガルバニック電流が流れた時も歯根まくがストレスを察知して脳に伝達し、交感神経が興奮します。このような交感神経優位の状態が続くと、心身のバランスを崩し様々な症状や不定愁訴が興奮起こります。医学会は縦割りの資格社会ゆえに今まで歯科医は口と全身の関わりに眼を向けていませんでしたが、2011年、口と全身の健康について予防手段を主眼に取り組む、(歯科口腔保険法)が制定され口の中の状態にが及ぼす影響について考える第一が始まりました。
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