リーキーガットをを起こす最も危険な物質①
リーキーガットを起こす食べ物には様々ありますが、ここでは最も注意を要する4つの物質[グルテン][レクチン][サポニン][タンニン]について説明します。
[グルテン]
グルテンは主に小麦、大麦、ライ麦といった穀類に含まれる成分です。
腸粘膜細胞の受容体に結合してソヌリンという物質を産出し、腸粘膜の細胞間に隙間を開けてリーキーガットを起こします。
つまりパンやうどん、バスタはリーキーガットになりやすい食品と言えます。
グルテンは、粘りけがありパンのふっくらとした弾力、うどんのコシを生み出しており、市販のスープやだし、加工食品、醤油、照り焼きソース、ドレッシングなどにグルテンが含まれている場合があります。
[レクチン]
レクチンは、豆類、じゃがいも、トマトなどの一部の野菜、植物の葉、種子、根などに含まれるたんぱく質の一種です。
昆虫、鳥、小動物からの捕食を逃れるための(毒)[抗栄養素]としての作用を持っており、炭水化物や糖類に結びつく[強力な接着剤]のようなものです。
動物のたんぱく質にも存在していることがわかってますが問題となるのは、穀物と豆類のレクチンが私達の腸粘膜の細胞に結合し、リーキーガットを起こすことです。
たんぱく質は通常、腸粘膜のたんぱく質分解酵素によってアミノ酸レベルまで分解されるのですが、レクチンは分子量の大きいたんぱく質であるため、分解されません。この分解されないレクチンが私達の腸粘膜に結合しリーキーガットを起こすのです。
レクチンを含む代表的な穀物と豆類に、小麦、大豆、インゲン豆、ピーナッツがあります。
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