ベジタリアンやマクロビオティックなど、動物性たんぱく質を摂らない人がいますが、私たち人類の遺伝子は、植物性たんぱく質だけでは健康維持出来ないようになっています。
そのため、動物性たんぱく質は何らかの形で摂取する必要があります。
穀物の摂取量を減らすと同時に、肉類や魚介類など動物性たんぱく質の摂取量を増やしていきます。
最初のステップとして、なるべく[人類から遠い種を食べる]よう心掛けて下さい。
肉は牛や馬より鶏や豚、魚であればマグロなどの大型の魚よりも小魚をはじめ、オメガ3脂肪酸を豊富に含む青魚を食べましょう。
また、ハム、ソ┷セ┷ジなどの加工肉、肉や魚などの缶詰め、塩漬け、燻製などは添加物、塩分などが多いので避けましょう。
肉や魚は可能な範囲で品質にこだわって選んで下さい。
自然放牧のお肉や放し飼いの鶏肉、卵、天然ものの魚を選ぶのが理想的ですが、全てを入手するのは難しいので、肉は赤身の肉を選び、脂身がある場合は切り落としたり、茹でてあくぬきをするなど(抗生物質や農薬、成長ホルモンなどの毒が蓄積されているため)を心掛け下さい。
魚は、出来る限り小魚やイワシなど汚染の少ない小さな魚を選びましょう。
卵は、生で食べる場合は、白身を取り除いて下さい。(加熱する場合は食べても問題ありません。)
ミルクや乳製品にはカルシウムが豊富に含まれていますが、それが骨を丈夫にするなどプラスに働くことはなく、逆に、亜鉛や鉄の吸収を阻害したり、血液中のカルシウムが動脈を詰まらせるプラ┷クの形成を促すことがわかっています。
その他にも[キサンチンオキデ┷ス]というミルクたんぱく質がリーキーガットの原因になり、[乳糖]を過剰に摂取することで、糖尿病やメタボリックシンドロームのリスクを高めます。
そもそもミルクとは、血液をろ過したものです。つまり、母親由来の成長ホルモンやステロイドホルモン、生理活性を持つたんぱく質やへプタイド(アミノ酸が数個連なったもの)が含まれています。
それらが私たちの腸で反応すると、新しい生活活性たんぱく質が形成されます。
また、母親が食べた餌などに含まれる農薬、除草剤、医薬品、遺伝子組み換え食品、抗生物質や成長ホルモンなどの有害物質が複雑に作用し、様々な部位の癌や糖尿病などの慢性疾患を引き起こすリスクを高めれるのではないかと懸念されてます。
さらに詳しい内容はこちらをご参照ください。[原始人食が病気を治す][まちがいだらけの食事健康法][この4つを食べなければ病気にならない]崎谷博征著
次回は、野菜、果物の選び方や摂取の仕方についてと簡単な献立例とレシピをお伝えします。
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