日高土肥歯科医院BLOG

2015.02.14更新

リーキーガットを起こす最も危険な物質②
医薬品について
非ステロイド炎症鎮痛剤や経口避妊薬とリーキーガットとの間接的関連は、まだ注目されているとは言えません。
しかし、非ステロイド経鎮痛剤は消化管にダメージを与え、経口避妊薬も炎症性腸疾患を引き起こすため、それがリーキーガットにつながると考えられます。
抗生物質は病原性微生物だけでなく有用微生物(善玉箘)も死滅させます。
有用微生物がしっかりと腸の粘膜を保護することによって異物(抗原)の侵入を防げるのですが、死滅させると簡単にリーキーガットになり、消化や栄養の吸収ができなくなります。
病院で抗生物質を処方されて服用した場合 [プロバイオティクス](乳酸菌など)を摂取し、抗生物質を服用し終えてからも最低1ヶ月は続けないと有用微生物(善玉箘)が改善しません。
また、抗生物質を頻繁に服用すると、抗生物質に耐性を持つ細菌が繁殖して偽膜性大腸炎ガ起こり、これもまた大腸炎が起こります。
病院で処方された抗生物質は医師の指示通り服用し、勝手に飲み残したり、飲み残した抗生物質を自己判断で服用するべきではありません。

絶食による長期間の点滴でも腸内の有用微生物(善玉箘)が働かなくことがあります。その結果、リーキーガットが起こり、病原微生物が血液中に入り込んでしまい、内毒素血症が起こります。

いずれにしても、腸内細菌の粘膜保護作用がないとリーキーガットになると言ってよいでしょう。
薬やプロバイオティクス等に関しては、今後詳しくお伝えしたいと思います。

投稿者: 日高土肥歯科医院

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